ツール・ド・おきなわ 2009 トップ > トピックス > プレミアムサイクリング実走レポート
南の島を満喫する、贅沢なサイクリング
2009年11月7・8日に開催されるサイクルイベント「ツール・ド・おきなわ」では、今年新たにデラックスな体験とステイを満喫する「プレミアムサイクリング」が設定された。
自然あふれる沖縄県北部 やんばる地域を舞台にした、このサイクリング。
大会テーマの「熱帯の花となれ、風となれ」の通り、南の島を駆け抜ける文字通りプレミアムな内容となっている。
開催に先駆けて、このコースの魅力を紹介する実走レポートをお届けする。
* 画像クリックで、別ウインドウにおおきな地図が表示されます。
世界文化遺産と長寿村の料理をたのしむ
サイクリングのスタートは名護市民会館。大会当日はたくさんのサイクリストであふれるこのメイン会場から、本部半島を目指しサイクリングはスタートする。
コース左手に名護湾の美しい海を眺めながら走るフラットなコースは、ウォーミングアップにぴったりだ。
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沖縄海洋博記念公園駐車場で休憩の後は、世界文化遺産に指定されている今帰仁城址へ。
今帰仁城は14世紀の琉球王国三山時代に北山を治めていた北山王の居城。
その城内を、地元ガイドによる解説を受けながら散策する。
見所は野面積(のづらづみ)と呼ばれる工法で築かれた城壁。山肌に沿って美しい曲線を描くその城壁は、古く沖縄の古謡にも詠われたものである。
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今帰仁村から羽地内海に沿ったルートを抜け国道58号線を北上し、大宜味村の「笑味の店」へ向かう。
店主の金城笑子さんが、長寿の村大宜味で取れた島野菜を、丁寧に調理する沖縄料理がこの店の名物だ。
本土では聞きなれない名前の様々な野菜だが、なぜか懐かしさを感じる味。
ゆったりとした雰囲気の店内で堪能しよう。
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食後は、西海岸から東海岸へ抜け、1日目ゴールの慶佐次まで。ここからステイのカヌチャリゾートまでは専用車での移動となる。
手つかずの自然に囲まれた「心の楽園」での贅沢なステイ
やんばる・東海岸の大自然に囲まれたカヌチャリゾートは、まさに楽園と言う名にふさわしいリゾートだ。
約80万坪の壮大なスケールの敷地にゆったりと広がるこの楽園で、サイクリングの疲れをやさしく癒そう。
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食事は和洋中とステーキ、お好みでホテルの味を楽しめる。
また、大浴場・プール・トレーニングジムも無料で利用でき、さらに琉球整体まで利用可能。
琉球整体は頭から足の先まで経絡(ツボ)の流れを刺激し、気の流れ・血液の循環・リンパの流れを良くし、内臓の働きや免疫を活性化させるとともに骨格と間接の可動域を調整する、まさにスポーツ後にぴったりのリラクゼーションだ。
カヌチャリゾート内では敷地内での移動用カートが利用自由。リゾートの隅々まで散策が出来る。
また、敷地内はクリスマス先取りのイルミネーションが華やかにきらめき、あなたの目を魅了するだろう。
太平洋とアップダウンルートを楽しむ2日目
2日目はカヌチャリゾートより名護市二見まで専用車で移動の後スタートとなる。
ここからは東海岸沿いに進むルート。小さなアップダウンが続くが、道幅が広いルートは走りやすい。
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この日の休憩地点のひとつである金武大川は、1日1000tもの水量を誇るこの地域の共同井泉だ。
琉球石灰岩の隙間から湧出するこの水は、かんばつ時でも枯れることなく、上水道が普及するまでは地域の飲料水として利用され、現在でも地元特産の田芋の用水として欠かせないものである。
極上のビーチリゾートランチと海中散策
金武から恩納村がある西海岸側に抜ければ、2日目のメインイベント ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでのランチ・海中展望船「サブマリンJr.」体験と、万座毛での地元ガイドによるガイドウォークが待っている。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、県内有数の観光地 万座毛を望む白砂のビーチという絶好のロケーションに立地する、本年4月1日にリニューアルしたばかりのリゾートだ。
ランチ会場は「ザ・グリル」。ビーチを眼下に望むすばらしい眺望のレストラン。
ここでのランチは新鮮な食材があふれるリッチなバイキングだ。
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サブマリンJr.は全長13m、横幅4mの海中展望船。通常のグラスボートとは違い、横方向に水中を覗き込む、まさに動く水族館だ。
30分程度のクルーズで、熱帯の色鮮やかな魚やサンゴ礁を観察することができ、海中散策気分を気軽に味わえる。
サンゴの海を臨むルートとふれあいパーティ
リゾートでの贅沢な時間を味わった後は、メイン会場の市民会館まで海沿いの道をひた走る。
エメラルドグリーンの海を臨むフラットなルートは、クールダウンに最適。海の色を見ていると、旅の終わりが惜しくなるだろう。
ゴールの名護市民会館ではふれあいパーティが準備されている。名物の豚の丸焼きや沖縄料理をつまみながら、他種目参加のサイクリストと交流し、旅の余韻をわかちあおう。
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※ すべての掲載写真はイメージです。
(2009年9月10日)
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